竹内結子
演じる役柄だけでなく、ファッションやヘアスタイル、その人柄へと、 
女性からの注目度もグングン上昇中の竹内結子さん。
彼女の飾らないピュアな素顔にアプローチ!

飽きのこないシンプルなデザインに、どこか1か所遊び心のあるものが好き。

普段はパンツ+スニーカーというラクなスタイルが圧倒的に多いですね。
スカートをはくことはめったになくて、持ってる私服のスカートは2枚ぐらい
(笑)。生来の出不精に加えて、昔は着られればなんでもいいみたいな部分が
あったので、原宿とかに買い物に行く姉にお金を渡して「私のも買ってきて!」
ってよくお願いしていたぐらい。でもやっぱり、この仕事を始めてからは服や
小物にもこだわるようになりました。
好きなのは、シンプルだけどデザインにワンポイントひねりがあるもの。
たとえばパンツだったら裾が絞ってあったり、ウエスト部分のディテールに
ひねりがあったり。一見どこにでもありそうだけど、実は凝ってるんだよって
いう服が好きですね。色はデニムか黒。発光体のような赤とかピンクとかは
あまり着ないので(笑)、モノトーン系の服に小物で色みをつけます。
中世的かつ、可愛げのあるもの。めちゃくちゃ”ウフフ”な女のコというよりも
頭の中でのイメージは「少年になりたい!」という感じでしょうか(笑)

スニーカー
パンツ流ならやっぱり基本はスニーカー(笑)歩くのが好きなので
20足ほど持ってます。ガッチリ見せたい時は革モノをチョイス。

LOCK&KEYのペンダントトップ
このペンダントトップは、本当に鍵が開くこだわりもの。

キャスケット
キャスケットは、素材や色違いでけっこう持ってます。髪がボサボサ
の時のお助けアイテム(笑)。

バッグ
台本と携帯、財布が入る大きさのバッグがいちばん便利。
一度気に入ると、どっぷりハマって使い込むほうです

エアリーな軽さのあるヘアスタイルが今は好き!
次はシックなボブに挑戦!?


量が多くて、海苔のようにぺたっと重く見える自分の髪がコンプレックス
だったこともあって、髪を短く切ってからはなるべく散らして散らして,
風を感じて、みたいな(笑)、ラフな感じのヘアスタイルが好きなんです。
ドラマ『ランチの女王』の時は、外国人の子供をちょっと意識して,
大きめのロットで無造作にポコポコと巻いて、カールが取れかかったような
微妙な感じを出してもらいました。でも、あれが意外と好評をいただいて(笑)。
私はその時の気まぐれで髪形を変えるほうなので、それが人気だと言ってもらえるのは
ありがたいですよね。今は役柄のせいもあってストレートめ。ドラマや映画に入っている
期間は同じ髪形をキープしていますけど、そういう制約でもなかったらもっと
ひんぱんに変えてるかもしれません。
次にやってみたいなと思うのは、前髪を耳ぐらいまで伸ばして真ん中に分けた
前下がりのボブ。うつ向きかげんになった時に髪がサラリと落ちてくるような、
サラめな感じに挑戦してみようと思っています!

読書は大好き!
マンガでも小説でもどっぷりハマっちゃいます

引越しの時は服や靴より、本や雑誌を荷造りするほうが大変!?と思う
ぐらい、ジャンルにこだわらず本は好きで、よく読みます。何かひとつの
ことに集中することで、一瞬でも日常から解放される。ある種の現実逃避というかね(笑)
マンガだったら井上雄彦さんの『バカボンド』や、浦沢直樹さんの『20世紀少年』
がオススメ。小説でよく読むのは、人間模様系やハードボイルド系。
最近では東野圭吾さんの作品がお気に入りです。文字を追うごとに最初の予想から
ドンドンはずれて、だまされていくような感覚が好きで・・・。お茶をついでいても
本から目が離せずにあふれさせてしまったり、夜中にモソモソ起きてキッチンの
薄暗いところで読んだり(笑)。読み始めたら止まらない。
たまに本を読みながら、こういう役を演じてみたいなと思うこともありますが、
絵柄やキャラクターを想像したりして、読書をしている時はまさに観客の気です。

「ハサミ男」殊能将之著(講談社文庫刊/¥733)
美少女殺害の猟奇殺人犯の話。こんな結末になるなんて!!という
面白さのある本。

「白夜行」東野圭吾著(集英社文庫刊/¥1,000)
男の人って悲しい・・・と思ってしまった(笑)。
涙が出そうで出ない、心にポカンと穴が開いたような読後感が好きです。

「片想い」東野圭吾著(文芸春秋刊/¥1,714)
性同一性障害の女性を取り巻くお話。自分が男とか女であるとか
あいまいに感じる時って誰でもあるはず。その辺を自分自身と重ねて読みました。


撮影の間苦しんだ分、終わった瞬間の達成感がすごく好き

女優としても大きく成長した竹内さんが挑む、次なる作品は

好評だったドラマ『ランチの女王』が9月に終わり、その後、
梶尾真治氏の同名小説を映画化した『黄泉がえり』の撮影に入っていた竹内結子さん。
読んで字のごとく、映画のテーマは死者のよみがえり。とはいえ、幽霊やゾンビの
おどろおどろしいものではなく、死んだ当時の姿のまま、自分のことを思い続けて
くれた人々の前によみがえってきた家族や恋人・・・。喜びと困惑、そこでの
人間模様を描いたファンタジー作品だ。


「クランクインの2〜3日後にクライマックスシーンを先に撮影したんですが
今回私にとって難しかったのはそこでした。クライマックスや、感情的なシーンに
行き着くまでの過程を楽しみながら進んでいきたいタイプなので”いきなりですか!?”
みたいなね。食パンでいうと、いきなりど真ん中のおいしいところを食べる・・・
というか。その食べ方ってけっこう大変だぁ〜という感じでした。」

リサーチ不可能なテーマだけあって、難しかった部分はほかにもあるが
「それは映画を見てのお楽しみ」と彼女は言う。


「でも、よみがえりが本当に起きたりしたら、かなりもめるでしょうね。
私が演じているのは婚約者を2年前に亡くしていて、その後も立ち直れずに・・・
というか、時間が止まってしまったかのように生きている、とっても
”ネガティブさん”なんですが、実際の私は、過ぎたことは戻せないから、
逆にいいんじゃないのかなと思うタイプ。だから、演じていても、もっと
前に行こうよ、新しい恋をしようよっ!、グイグイ行かなきゃ自分に負けちゃうでしょ!?
って言ってあげたくなっちゃって・・・(笑)
実際、すごく好きだった人が亡くなったとしても、私は生きているんだから
次に行かなきゃいけない。彼の死後を自分なりに埋めて、1歩ずつ前に行こうと
している時にその人が甦ってきたら、・・・この何年間は何だったんだぁーみたいなね(笑)
きっとかなりへこむと思います。」

この映画で、”黄泉がえり”現象の調査に乗り出す行政役員を演じているのが
SMAPの草なぎ剛さん。97年放送のドラマ『いいひと』に竹内さんが
ゲスト出演して以来だから、5年ぶりの共演となる。

めちゃくちゃネチっこくて、イヤ〜な役も演じてみたい

「顔合わせの時に『今回はどっぷりと、よろしくお願いします』とか言ったら
 『よろしくね』ってニコッて笑ってもらったのが、なんか嬉しかったですね。
懐かしいなぁ〜って。『いいひと。』の時は私もまだ17歳でしたから、
一緒に映画ができるなんて思ってもいなかったし、すごくワクワクしました。
草なぎさんの言う何気ないセリフがすごく心にしみて、すごいなぁと思ったし、
そういうやりとりがすごく心地よかったんです。
・・・そういう意味では、なんか不思議な感じ。月日のたつのは早いもんだ(笑)」

自分の成長も含めて5年前を振り返ってみると、あの頃とはやっぱり違う?
「変わったような変わらないような・・・。成長したのかなぁ。・・・あ、でも
身長だけはちょっと伸びました(笑)」
しっかりした演技と、見ている人をほんわかとさせる自然な笑顔が魅力の竹内さん。
今後、女優として演じていきたい役柄は?と尋ねると、意外な答えが。

「わりと穏やかなキャラを演じることが多いので、ハードボイルドな
空気感のある役とか、めちゃくちゃネチっこくて、すごくイヤなことをやる人に
なりたいなとも思います。観ている人に”コイツ嫌い”と思ってもらえたら
シメたもの。とことん嫌われるなら”嫌ってみろコノヤロー”ぐらいなことを
やってみたいなと(笑)」

つねに変わりたい願望のある竹内さんだけに、世間のイメージをくつがえした
い、なんていう気持ちもあるんだそう。嫌われちゃったら困るな、とか思わない?

「ヘンな手紙をいただいちゃうのは困りますけど・・・人気うんぬんより
自己満足派なんですよね。やって面白かったとか、何かが達成できた!みたいなことに
やりがいを感じてしまうんです。撮影の間、どっぷりハマって、めちゃくちゃもがいて、
クランクアップした瞬間にゴールイン!!っていう、あの感覚がすごく好きっですね」

あ、けっこうスポーツ系だったりして。
「でもマラソンはダメなんですよねぇ。
本当の意味でのスポーツは全然ダメなんですけど、精神的なのはOKです(笑)」